その設定情報を無視して起動すればパスワードの入力は回避でき、パスワードのリセットも
可能となるとか…
■Configuration Registerに「0x2142」をセットし、NVRAMの内容を無視してルータを起動する。
※Configuration Registerのデフォルトは「0x2102」
1.ルータの電源をONにした直後に、Tera Termのメニュー「コントロール」-「ブレーク送信」を選択し、ROMMONモードでルータを起動。
2.「rommon 1 >」と表示されるので、「confreg 0x2142」を入力しEnterキーを押す。
3.ルータを再起動するために「reset」を入力しEnterキーを押す。
■パスワードを含むNVRAM上の設定をリセットする。
4.ルータが再起動されると、「Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]」と表示されるので、「no」を入力しEnterキーを押す。 ※設定は後ほど
5.「Router>」と表示されるので、「enable」を入力しEnterキーを押す。(特権EXECモードへ移行)
6.「Router#」と表示されるので、「erase startup-config」を入力しEnterキーを押す。
7.「Erasing the nvram filesystem will remove all configuration files! Continue? [confirm]」と表示されるので、Enterキーを押す。
■Configuration Registerにデフォルトの「0x2102」に戻し、正常にルータを起動する。
8.「Router#」が表示されている状態で、「configure terminal」を入力してEnterキーを押す。(グローバルコンフィグレーションモードへ移行)
9.「Router(config)#」が表示されるので、「config-register 0x2102」を入力してEnterキーを押す。
10.「end」を入力してEnterキーを押し、特権EXECモードに戻る。
11.「Router#」が表示されるので、「reload」を入力してEnterキーを押す。
12.「System configuration has been modified. Sure? [yes/no]」 にはもちろん「yes」
13.「Proceed with reload? [confirm]」でEnterキーを押し、ルータを再起動する。
( ^ω^ )