ハーフドーム


■ハーフドームの許可書
ハーフドーム登頂には許可書 (Permit) が必要となります。
※マップの#6~8が許可書が必要なエリアなので、
  許可書がない場合は#6までしか登れません。

許可書を取得するには以下の4通りの方法があります。
1.Preseason Lottery
  3/1~3/31の期間に5/23~10/14の予約を行う。
  1日225人まで許可書が発行され、超える場合は抽選が行われる。発表は4月。

2.Daily Lottery
  登頂日の2日前のAMに申し込む。
  8/25が登頂予定日であれば、8/23 AMに コチラ から抽選に申し込む。
  当選結果は当日の深夜にEmailで通知。※上記例であれば、8/24 0:00

  日によって許可書の発行数は異なり、50~150人程度。
  土日は競争率が高く、30%~50%の確立で当選。平日であれば50%程度。

  同じ日に複数の申し込みもできるので、当選確立をあげたい方は是非。
  ただ…複数当選した場合は当選した人数分+予約代がかかります。
   ※2回申し込みどちらも当選 【$8 x 人数】+【$8 x 人数】+$4.5(予約金) +$4.5(予約金)
   ※2回申し込み片方当選   【$8 x 人数】+$4.5(予約金) +$4.5(予約金)
   ※2回申し込みどちらも落選  $4.5(予約金) +$4.5(予約金)

3.Wilderness Permit
  バックパッカーのための許可書。
  1日75名の枠があり、50名分が予約、25名分が先着。
  ただ…1日の枠数制限に加えて、トレイルによる枠数制限もあるので
  Happy Isle(John Muir Trail)から登る許可書の競争率は高い。1日6~10名程度?
  Happy Isleが無理であれば、Glacier Pointからのトレイルスタートで。

4.許可書があまっている人に譲ってもらう
  マップの⑥で許可書チェックを行っているので、その手前で登山者を待つ。
  許可書があまっていれば、一緒に許可書チェックを受けエリア内に入る。
  1名であれば…待てば行けそう…譲ってくれた方には、$8払おう。


■持ち物
靴…山頂に登る鎖場の足場が滑るので、グリップの良い靴を。
軍手…山頂に登るための鎖をつかむのに必要。
水…3L程度
食料…8~12時間耐えるための食料

■コースタイム
運動不足な山登り未経験者を含む5名パーティのコースタイムです。
行きは Mist Trail を使い約6時間、帰りは John Muir Trailを使って約5時間でした。

登り
①5:45 駐車場
②6:00 John Muir Trail 入り口
③7:00 Vernal Fall 上
④8:00 Nevada Fall 上
⑤8:45 Little Yosemite Valley 分岐点
⑥11:00 Permit Requiredエリア
⑦11:30 鎖エリア
⑧11:45 Half Dome 頂上

下り
⑧13:00 Half Dome 頂上
⑦13:15 鎖エリア
⑥13:35 Permit Requiredエリア
⑤15:15 Little Yosemite Valley 分岐点
④16:00 Nevada Fall 上
⑨17:00 Mist Trail分岐点
②17:30 John Muir Trail 入り口
①17:45 駐車場


バックボーン vs ドロップスティッチフロア

Advanced Element カヤックのバックボーンとドロップスティッチフロアの
英文比較レビューがありましたので、簡単にですがまとめを… (原文はコチラ)

===============================まとめ================================
デフォルトのインフレータブルカヤックでは、大きな波や強い風がある環境で
艇の真ん中が折れ曲がる事があり操作性や安定性に欠ける。
このような状況では、すべての性能を向上させるバックボーンや
ドロップスティッチフロアは必要最低限な選択と言える。

【ドロップスティッチフロアをおススメできるケース
・重い低空気圧エアーフロアでは満足できず、便利で軽量でハイパフォーマンスなフロアが欲しい場合。
・バックボーンの5ピースからなるアルミパイプの結合が面倒に感じる場合。(特に寒い時)
・Lagoon 2(ラグーン2), Advanced Frame Convertible(エアフレーム2、エアフレーム13)を
 お持ちで、トップスピードを50%向上させたい場合(ただしバックボーンの方が気持ち早いかも)。
・川(ホワイトウォーター)でインフレータブルカヤックを利用して簡単に方向転換したい場合、
 艇の真ん中が折れるのを防ぎたい場合。

【ドロップスティッチフロアをおススメできないケース
・すでにバックボーンをお持ちで、ドロップスティッチフロアは冗長に感じる場合。
・高価なドロップスティッチフロアより、半額のバックボーンに魅力を感じる場合。

【比較
・トップスピード(約8km/h)では、バックボーンの方に分がある。
 ドロップスティッチフロアは艇底がフラットになるため流されやすく、
 艇底がV字となるバックボーンの方が直進性が高く楽にスピードを維持できる。
・ロースピード(約5~6km/h)ではバックボーンもドロップスティッチも差はあまり感じられない。
・回転性を求めるのであればドロップスティッチ。直進性を求めるのであればバックボーン。
・タンデム(2人乗り)の場合には、その差はより小さいものとなるので、収納に便利なドロップスティッチに分がある。

【質問】
Q1. ドロップスティッチフロアがスライドしたり動いたりしないか?
   ⇒メインチャンバーにぴったり挟まっているのでスライドしない。
Q2. ドロップスティッチフロアは膨らませるのにどのくらいかかるか?
   ⇒デュアルアクションハンドポンプで20ポンプほど。オーバーインフレートの心配がない。
Q3. エアーフロアに比べて、ドロップスティッチフロアは快適か?
   ⇒数時間パドルした場合には、バックボーンとエアーフロアの組み合わせの方が快適かも。
Q4. 片付ける時にドロップスティッチフロアは毎回取り外す必要があるか?
   ⇒取り外す必要はない。空気を抜いた状態で折りたたむ。
===============================まとめ================================



すでにバックボーンをがあるので、ドロップスティッチフロアはパスしようと思います…

バックボーン派

・主に湖や海でパドルしている
・直進性重視(スピード重視)
・安く済ませたい(エアフレーム13用で$80)

ドロップスティッチフロア派
[上がドロップスティッチフロア、下がエアーフロア]

・主に川でパドルしている
・回転性重視
・高価でもOK(エアフレーム13用で$199)


※エアーフレーム13のレビューはコチラ

カヤック@Yosemite Merced River

あまり知られていませんが、ヨセミテ国立公園でもカヤック/ラフティングができますよ~!
Merced Riverをゆっくり下る2.4マイルのコース。
ゆったりした流れなので、子供でも初心者でも全然OKです。

Curry Village Recreation Centerでラフティングボートのレンタル(5月末~7月末)がありますが、
早い段階で貸し出し終了してしまうので、早めに行くのがベスト。レンタルの詳細はコチラ

Merced Riverでカヤック/ラフティングが許可されているのは以下の条件です。
・10:00~18:00
・Stoneman BridgeからSentinel Beach Picnic Area間のみ(約2.4マイル)
・Sentinel Bridgeの水深が6.5フィート(198cm)以下
・気温と水温の合計が100°F (37.7℃)
 ⇒推測ですが5月頭~8月 9月末 までは行けるんじゃないかと。
   ※9月は川の水量が足りませんでした…もしかすると8月もダメかも…
・ライフジャケットがあること。(13歳以下は必ず着用)

【個人旅行(車1台)の場合】
面倒ではありますが、以下の手段をとります。

①Currey Villageのパーキングに車を入れる。
②スタート地点の Stoneman Bridgeにカヤックを運ぶ。
③カヤック(と同乗者)は置き去りにし、車をゴール地点の
  Sentinel Beach Picnic Areaのパーキングに移動させる。
  (South/North Side Driveは一方通行なので、ぐるっと回る必要がある)
④El Capitan Shuttle(6月~9月)でE5バス停からE1バス停に移動。
  (30分に一本なので、Valley Shuttleの11バス停まで1.6km歩くのが早いかも)
⑤Valley Shuttleで9(11)バス停から13バス停に移動。
⑥Stoneman Bridgeに戻りようやくスタート!
⑦車を駐車したSentinel Beach Picnic Areaでゴール!

※バスルートの詳細はコチラ