バックボーン vs ドロップスティッチフロア

Advanced Element カヤックのバックボーンとドロップスティッチフロアの
英文比較レビューがありましたので、簡単にですがまとめを… (原文はコチラ)

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デフォルトのインフレータブルカヤックでは、大きな波や強い風がある環境で
艇の真ん中が折れ曲がる事があり操作性や安定性に欠ける。
このような状況では、すべての性能を向上させるバックボーンや
ドロップスティッチフロアは必要最低限な選択と言える。

【ドロップスティッチフロアをおススメできるケース
・重い低空気圧エアーフロアでは満足できず、便利で軽量でハイパフォーマンスなフロアが欲しい場合。
・バックボーンの5ピースからなるアルミパイプの結合が面倒に感じる場合。(特に寒い時)
・Lagoon 2(ラグーン2), Advanced Frame Convertible(エアフレーム2、エアフレーム13)を
 お持ちで、トップスピードを50%向上させたい場合(ただしバックボーンの方が気持ち早いかも)。
・川(ホワイトウォーター)でインフレータブルカヤックを利用して簡単に方向転換したい場合、
 艇の真ん中が折れるのを防ぎたい場合。

【ドロップスティッチフロアをおススメできないケース
・すでにバックボーンをお持ちで、ドロップスティッチフロアは冗長に感じる場合。
・高価なドロップスティッチフロアより、半額のバックボーンに魅力を感じる場合。

【比較
・トップスピード(約8km/h)では、バックボーンの方に分がある。
 ドロップスティッチフロアは艇底がフラットになるため流されやすく、
 艇底がV字となるバックボーンの方が直進性が高く楽にスピードを維持できる。
・ロースピード(約5~6km/h)ではバックボーンもドロップスティッチも差はあまり感じられない。
・回転性を求めるのであればドロップスティッチ。直進性を求めるのであればバックボーン。
・タンデム(2人乗り)の場合には、その差はより小さいものとなるので、収納に便利なドロップスティッチに分がある。

【質問】
Q1. ドロップスティッチフロアがスライドしたり動いたりしないか?
   ⇒メインチャンバーにぴったり挟まっているのでスライドしない。
Q2. ドロップスティッチフロアは膨らませるのにどのくらいかかるか?
   ⇒デュアルアクションハンドポンプで20ポンプほど。オーバーインフレートの心配がない。
Q3. エアーフロアに比べて、ドロップスティッチフロアは快適か?
   ⇒数時間パドルした場合には、バックボーンとエアーフロアの組み合わせの方が快適かも。
Q4. 片付ける時にドロップスティッチフロアは毎回取り外す必要があるか?
   ⇒取り外す必要はない。空気を抜いた状態で折りたたむ。
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すでにバックボーンをがあるので、ドロップスティッチフロアはパスしようと思います…

バックボーン派

・主に湖や海でパドルしている
・直進性重視(スピード重視)
・安く済ませたい(エアフレーム13用で$80)

ドロップスティッチフロア派
[上がドロップスティッチフロア、下がエアーフロア]

・主に川でパドルしている
・回転性重視
・高価でもOK(エアフレーム13用で$199)


※エアーフレーム13のレビューはコチラ