エアフレーム13 コンバーチブル

インフレータブルカヤックのレビュー。

キャプテンスタッグ(Captain Stag)
MC-1425 エアフレーム13 コンバーチブル


アドバンスドエレメンツ(Advanced Elements)社のカヤックで、
キャプテンスタッグが日本の代理店になっています。

このモデルは米国では販売されていませんが、
ベースはAdvancedFrame Expedition Kayak AE1009。
主な変更点は:
 ・アウターシェルがソロからタンデムに変更
 ・フロアがインフレータブルからフォーム(スポンジ)に変更
 ・シートの座面がインフレータブルに変更

それ以外の構成は共通のため、AE1009のパーツを流用する事ができます。
※Advanced Elements社にエアフレーム13のFull Hull ID(12桁の船体番号)を伝えると、
  AdvancedFrame Expedition Kayak AE1009のパーツが紹介されます。

【流用可能なオプション】
 ・メインチャンバー :
    オフィシャルサイトで送料込み$80。USのみ発送可能。
 
 ・フロアチャンバー :
    オフィシャルサイトで送料込み$50。USのみ発送可能。

 ・バックボーン(フレーム) :
    Amazon.comで約$80。素材はアルミ丸パイプで5分割可能。パイプの周りにはスポンジ。
    剛性がUPし、直進性や速度が若干良くなる。
    エアフレーム13のシート座面はインフレータブルのため、
    バックボーンのでこぼこは気にならない。(座面のチャンバーに負荷がかかりそう…)

 ・ドロップスティッチフロア(型番:DS1009) :
    AirKayaks.comで$199。高圧空気注入が可能のためバックボーンとしても機能。
    予備浮力体にもなりそうなので、メインチャンバーに不安がある方にもいいかも…

※バックボーンとドロップスティッチフロアの比較はコチラ

湖や静かな海(Monterey)で使用しましたが、
シットオントップカヤックのOcean Kayak Malibu Two XLと比較しても
直進性や速度ともに大差ないように感じました。
(同じ環境で乗り比べたのではないため、あまり参考になりませんが…)

性能には非常に満足していますが、一点難があるとすれば、
インフレータブルゆえの片付けの手間でしょうか。
セットアップは10分程度で済みますが、
片付けるときは乾かしてから収納する必要があるため、
外に30分~1時間ほど放置する必要があります。

ご質問等があれば コチラ まで。